医学部保健学科

専攻の紹介

検査技術科学専攻 構造機能解析学分野
組織細胞病態学
Dept. of Anatomy and Pathology

 この分野では、様々な疾患における人体の変化やその原因を知るための基礎となる臓器、組織、細胞の形態学的な特徴について学びます。その手法としては、解剖学的方法による肉眼的解析、組織・細胞レベルの顕微鏡的解析、電子顕微鏡による超微細構造的解析、免疫組織化学を取り入れた解析方法などがあります。
病理検査学では上に述べた手法に必要な標本の作製技術についての知識を修得すると同時に、細胞診断に必要な診断基準を学びます。人体構造学実習および病理検査学実習では、実際に標本の固定、薄切および染色などを行い、その技術を修得すると同時に、自分で作成した標本を顕微鏡で観察することにより、その結果と所見の確認を行います。ここで学んだことは、臨床的には病気(疾病)の診断や治療効果の判定に必要とされます。

教授
助教

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