2026年8月19日(水)13時00分~16時30分、本学生体情報研究センターにおいて、高校生を対象とした九品寺Medical Science Lab 架け橋ラボ・研究体験企画「新型コロナウイルスPCR検査を体験してみよう!」を、熊本県の後援のもと実施しました。本企画には、予定定員である10名の高校生が参加しました。参加者の内訳は、熊本県4名、大分県3名、鹿児島県1名、長崎県1名、佐賀県1名であり、九州各県から幅広く参加がありました。本企画では、感染症の診断に用いられる遺伝子検査について、講義と体験実習を組み合わせた以下の内容のプログラムで実施しました。
1. 感染症とその診断に必要な検査の基礎
2. 個人防護具(PPE)の役割と着脱方法
3. リアルタイムPCRによる遺伝子検査の原理
4. 新型コロナウイルスに関する基礎知識
5. 微量分析技術の実習
6. PCR検査体験
7. 検査結果の解析と信頼性評価
8. 最新のウイルス検査研究に関する講義および体験実習
参加した高校生は、講義・実習のいずれにも非常に積極的に取り組み、実際の検査技術を体験しながら、遺伝子検査についての理解を深めました。本プログラムを通じて、参加者は、医療現場における感染対策や安全管理の重要性を学ぶとともに、感染症診断における遺伝子検査の意義や原理について理解を深めました。また、微量分析やPCR検査の体験を通して、遺伝子検査に必要となる基本的な操作技術を実践的に学ぶ機会となりました。また、PCR検査の結果を実際に解析し、その信頼性を評価する方法を学ぶことで、検査結果の精度や信頼性を担保するための精度管理の重要性についても理解を深めました。参加者には、本プログラムへの参加を証する修了証書を授与しました。
今回の企画を通じて、高校生が感染症検査や臨床検査学、生命科学研究に対する関心を高めるとともに、医療を支える検査技術の重要性について理解を深める機会を提供することができました。
