大学院保健学教育部

保健学教育部長メッセージ

ご挨拶

熊本大学医学部保健学科・大学院保健学教育部を目指す方々、応援してくださる皆様へ:

h_maeda.jpg 熊本大学医学部保健学科は、私立熊本医学校附属医院看護学講習科、医学部附属診療エックス線技師学校、医学部附属衛生検査技師学校を源とする熊本大学医療技術短期大学部(専攻科助産学特別専攻を含む)と同大学教育学部特別教科(看護)教員養成課程を統合し、2003年10月に設置されました。その後、大学院保健学教育部として2008年に修士課程(博士前期課程)が、さらに2010年には博士後期課程が設置されました。

 我が国は少子・超高齢化により人口構造が大きく変貌し、医療人には病院や施設だけでなく、地域の人々の健康と生活を支えることが出来るプロフェッショナルとしての役割と力量が一段と求められています。熊本大学は総合大学であることから、他学部の学生との共通の教養教育の授業や交流を通して、幅広い知見と多角的な視点を養うことができます。看護学専攻、放射線技術科学専攻、検査技術科学専攻の3専攻を有することを活かし、合同の授業を通して職種間の相互理解やチーム医療に対する理解を深める教育も推進しています。また、実習の多くは継続教育体制が整っている医学部附属病院で行っており、高度な専門知識や技能を習得できる環境が整っています。

 現在、保健学分野では、指導的立場に立つ医療者・教育者・研究者が少なく、人材育成が喫緊の課題となっています。保健学教育部では、専門看護師や医学物理士の教育を通して、高度な専門知識・技能と国際的な視野を持ち、指導的な立場に立つ高度医療専門職業人の育成に貢献しています。また、医学部附属病院並びに地域との連携による看護ケアモデルの開発や学内外の医・薬・工学分野との連携による診断・検査・治療に関する共同研究を積極的に推進することによって、医療技術の向上と社会的課題の解決に向けた教育・研究システムを整えています。

 保健学の基盤となる学問は、予想を超える速さで発展しており、学べば学ぶほど興味が掻き立てられる、広さと深さを備えています。私たち教職員一同は、教育理念である保健学の学問体系の確立と発展を担える人材育成を目指し、人間性豊かで、強い探究心と情熱を持ち、主体的に学ぶ意欲のある学生を全力で支援します。

前田 ひとみ
大学院保健学教育部長・医学部保健学科長